ジェイレン・ローズJalen Anthony Rose

99-00シーズンにはスターターに昇格、チームはNBAファイナルまで進出し、MIPを受賞するまでに成長した。ファイナルでは平均23得点(第5戦では32得点を挙げた。)を挙げたが2勝4敗でチームはロサンゼルス・レイカーズに敗れ去った。

01-02シーズン途中、低迷するシカゴ・ブルズにトラビス・ベスト、ノーマン・リチャードソオン、ドラフト2巡目指名権と共にブラッド・ミラー、ロン・マーサー、ロン・アーテスト、ケヴィン・オリーとのトレードで移籍。チーム1の点取り屋となったが、03-04シーズン途中、ドニエル・マーシャル、ロニー・バクスターと共にアントニオ・デイビス、ジェローム・ウィリアムス、クリス・ジェフリーズとの交換でトレードでこれまた低迷中のトロント・ラプターズに移籍した。

ラプターズ在籍期間も短く、05-06シーズン途中にどん底状態に喘ぐニューヨーク・ニックスへ将来のドラフト1巡目指名権、噂されるところでは300万ドルの現金と共にアントニオ・デイヴィスとの交換で移籍した。ニックスのヘッドコーチはペイサーズ時代のヘッドコーチ、ラリー・ブラウンであった。しかしニックスにはガードポジションの選手がひしめき合っており、思うように出場時間を得ることはできなかった。

06-07シーズンの開幕直前である10月30日にニックスから解雇された。その後、複数のチームからオファーを受けていたがフェニックス・サンズと契約した。しかし膝に故障を抱えた彼はサンズの素早いプレイについていくことはできず、2007年のプレーオフでサンズが敗退した後、現役引退を発表しESPNのレギュラーコメンテーターとなった。プレーオフ期間中、ターナー・ネットワーク・テレビジョンのコートサイドレポーターとしても出演している。