ウォルト・ベラミーWalter Jones Bellamy

ローマオリンピックではアメリカ代表のセンターとして先発出場、無敗で金メダルを獲得した。アメリカ代表選手12名のうち10名がNBA入りし、その中には後にバスケットボール殿堂入りを果たすジェリー・ウェスト、オスカー・ロバートソン、ジェリー・ルーカスらもチームメートだった。

 

1961年のNBAドラフトで全体1位指名を受けて14年間に及ぶNBAでのキャリアをスタートさせた。彼はルーキー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。彼のルーキーシーズンに挙げた1試合平均31.6得点はウィルト・チェンバレンの記録した37.6得点に次いで現在でも史上2位の記録になっている。また1試合平均19.0リバウンドもチェンバレン、ビル・ラッセルに次いで現在でも史上3位の記録である。この年のフィールドゴール功率(シュート成功率)はリーグトップとなり、オールスターゲームでも23得点17リバウンドを挙げた。

1968-69年シーズンに移籍した関係で彼はリーグ史上最多の88試合に出場している。

20,941得点、14,241リバウンドの数字を残し彼は引退した。1993年に彼はバスケットボール殿堂入りを果たしている