アイラ・ブラウンIra Brown

野球選手としての最後のシーズンを終えた2005年5月にフェニックスカレッジ(英語版)(コミュニティ・カレッジ)に入学し、バスケットボールに転向した[3]。2007年からはゴンザガ大学(英語版)に編入し、2008-09シーズンには34試合に出場、一試合平均9.6得点を記録した[3][5]。

ゴンザガ大学を卒業後、2009年に行われたNBAデベロップメント・リーグのドラフト会議では4巡目にオースティン・トロスに指名されたものの、その後のキャンプに参加しなかった[5]。プロ選手としてメキシコやアルゼンチン、フィリピンのチームに所属した。

2011-12シーズンは日本プロバスケットボールリーグbjリーグ)の富山グラウジーズと契約。レギュラーシーズン全52試合にスターターで出場してプレーオフ進出に貢献した。シーズン終了後には3on3バスケットボールのアメリカ合衆国ナショナルチームメンバーに選出された[6]。

bjリーグ 2012-13シーズンも富山と契約。有明コロシアムで開催されたbjリーグオールスターゲームダンクコンテストに初出場[7]。レギュラーシーズンは50試合に出場して、チームトップの1試合平均16.48得点とリバウンド9.14本、リーグ5位のスティール2.0本を記録。2013年1月26-27日開催の群馬クレインサンダーズ戦の活躍で週間MVPを受賞[8]。富山はチーム史上最高の勝率を記録し、プレイオフでも初めてファーストラウンドの突破に成功した。

bjリーグ 2013-14シーズンは2シーズンぶりにレギュラーシーズン全52試合にスターターで出場し、16.8得点、10リバウンド(リーグ10位)、3.3アシストを記録。チーム初のイースタン1位に貢献し、ベスト5に初選出された。

2014年オフ、NBL日立サンロッカーズ東京に移籍。10月17日に日本国籍への帰化申請が法務省に受理されたため、NBLでのエントリー区分は帰化選手扱いとなる[4]。