ネイト・サーモンドNate Thurmond

卒業後サーモンドは1963年のNBAドラフトでサンフランシスコ・ウォリアーズ(現在のゴールデンステート・ウォリアーズ)に1巡目全体3位で指名を受け入団する。1年目のシーズンは平均7.0ポイント、10.4リバウンドを上げ、チームのNBAファイナル進出を助け、オールルーキーファーストチームに選出された。1965年にウォリアーズの中心選手であったウィルト・チェンバレンフィラデルフィア・セブンティシクサーズへトレードされ、サーモンドはウォリアーズのスターターのセンターとしての地位を獲得する。個人成績も大幅にアップし、 1966-67シーズンには平均18.7ポイント、21.3リバウンド、1967-68シーズンには平均20.5ポイント、22.0リバウンドとゲーム平均リバウンドが20を超えるシーズンも記録した1966-67シーズンにはMVP投票でウィルト・チェンバレンに次いで次点の位置につけた。 しかし、チームとしては弱体化は否めず翌シーズン以降はサーモンドの在籍中にNBAファイナルまで進出する事はなかった。ウォリアーズが次にファイナルまで進出するのは皮肉なことにサーモンドがトレードされた翌年の1975年であり、ウォリアーズはワシントン・ウィザーズを破って優勝する。