ボブ・クージーBob Cousy

クージーは、引退後も活動的である。ボストン・セルティックスを退いた1963年よりボストンカレッジにてバスケットボールチームの監督を務めた。6年間で117勝38敗の成績を残した後、シンシナティ・ロイヤルズ監督に就任。5年間同チームを率いて141勝209敗だった。このチームの1年目には7試合で選手としても出場した。

1972年より「キングス」と改名していた同チームを去った翌年から1980年まで、クージーは北米サッカーリーグの2部リーグに相当するアメリカン・サッカーリーグのコミッショナーを務めた。また1974年からはセルティックス専属の試合解説を長きにわたり行った。1989年にはジェームズ・ネイスミスバスケットボール殿堂の責任者に就いた。

現役NBA選手が多数出演し1994年に公開された映画、ハード・チェック(原題:Blue Chips)に実名で登場している。1999年にESPNが選んだ20世紀の100人の最も偉大なスポーツ選手でも94番目に選ばれている。